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古武術の技を学ぶ

古武術の技とは一体どういうものでしょうか。

 

関節技を中心にした護身術。または触れるだけで相手を投げ飛ばす。などイメージは多岐に渡ると思います。あとは小難しい人間がやる武術とか。実戦的でないイメージもあるでしょう。

 

実際、古武術の技の多くは一撃必殺とはいかないまでも実戦を想定した技であり、試合がない為にルール無用のような合理性を持っています。

 

その為、女性や子供にはとっつきにくい武術であり、現代にそぐわない一面もあるのが本当のところです。合気道など現代的にソフト化したものでなければ老若男女誰でも習得できるものではありません。もちろんやる気さえあれば可能とは思いますが、一朝一夕でできるものではないので時間と理解が必要です。

 

ただひとついえることは、技を憶えるととても楽しい武術と感じていただけること。技ができたときの喜びはなんともいえない感じだということです。難しい武術だからこそ、出来たときの喜びは格別のものになるでしょう。

 

ではなぜ難しいのか。それは『相手を怪我させない』ことを理想としているからです。

 

相手を攻撃して痛めつける技であれば比較的理屈もわかりやすく習得も早いですが、相手を傷つけずに押さえ込んだり固めてしまうなどはかなりの技量が必要です。相手の抵抗力を奪い怪我させずに制圧するということは非常に難しいことなのです。

 

当塾も『相手を怪我させない』武術を目指しています。

 

そこで当塾ではテキストを併用しながらカリキュラムを明確にし、段階的に身につける方法をとっています。

まずは『身体術理十法』という身体操作法を学び、併用して体術、武器術と実技を習っていきます。13歳以上なら男女関係なく習得できる稽古方法かと思います。

 

武術の技は流派の性格を物語るといいます。また技ひとつが思想までも反映してしまうものであります。

 

サムライとは憧れの響きをもって世間、いや世界に認知されています。古武術の技は人間修養に伴う技でなくてはなりません。技とはその人自身を写す鏡でもあるわけですから。